役割を見つけ、
人とつながる
のべ1000人以上を動員した無人島学校(無人島一週間自給自足生活)校長歴15年以上の知見を活かし、自分で考え行動し、役割を見つけることや、「あたりまえ」と感じていたことに感謝する事などを通して、子どもや若者の「生きる力」を育んでいます。
無人島学校
2007年から毎年夏休みに実施している無人島学校には、主に小中学校の子どもたちが、のべ1,000人以上参加しています。
持ち込む食料は水とお米と調味料のみ。食材となる魚や貝を捕獲しないと、まともな食事にありつけません。電気も水道も建物もない島で、一週間の自給自足生活に挑戦します。
このような話をすると「サバイバルスキルを身につける学校なのですか?」と聞かれたりするのですが、それはあくまで副産物のようなもの。本当の目的はほかにあります。
それは、無人島で子どもたちに『自立』する力を身につけてほしいということです。
「自立」とは、自分の頭で考え、自分で決める力を身に付けること。
すべての子どもにはもともと自立する力が備わっています。
供給過多の現代において、何もない無人島という環境が、本来の人のあり方を学ばせてくれ、考える力の源となる「価値観」を育んでくれるのです。
時代によって形を変えながら、これからも体験の場、学びの場を提供し続けていきたいと思います。
指導者育成 テーマ例
「体験学習コーチングセミナー 〜野外教育の達人「やまさん」と学ぶ子ども向けコーチング〜」
対象:子ども向け野外活動や体験活動の指導者、学校、学習塾、スポーツスクールなどで、子どもの教育・育成に携わる仕事に就いている方、コーチングやファシリテーションに興味がある大学生、専門学生
内容:野外教育や体験活動に携わっている指導者がコーチングスキルを身につけることによって、子どもの可能性を信じることが出来るようになり、子どもとの信頼関係がグッと深まります。また、子どもの自己肯定感が高まり、モチベーションも維持しやすくなるため、子どもが本来持っている力や個性を引き出すことが出来ます。そして、子どもたちの「考える力」「自立する力」「コラボレーション力」がはぐくまれ、社会を「生き抜く力」を身に付けさせることができます。
今、ビジネスシーンではもちろん、さまざまな教育現場で、コーチングスキルを持った人材が求められています。コーチングスキルを身につければ、今後の活動の幅も大きく広がり、自身のキャリアアップにつながります。現在の活動だけでなく、自身の子育てに生かしたい!研修講師等として活動の場を広げたい!という方にもおすすめです。
カリキュラム例
1.なぜ野外教育でコーチングが有効なのか
① 体験学習サイクルと経験学習モデル
② これからの子どもたちに必要な力
③ Z世代とコロナ世代
④ 自立と自律
⑤ 無人島で子どもが育つ理由
4.子どものコーチングの留意点
① チェックインとグランドルール
② 共感体験と関係性づくり
③ ビジョン型と価値観型
④ 周囲への影響の確認
2.コーチングスキル
① ティーチングとコーチングの違い
② 傾聴の技術
③ 質問の技術
④ 承認の技術
⑤ フレームワークの技術
⑥ フィードバックの技術
⑦ チャンキング
⑧ 目標設定の技術
3.チームビルディングとコーチング
① グループからチームへ ~タックマンモデル~
② ファシリテーションとコーチング
③ 心理的安全性と課題設定
④ たかめあう関係 ~エンゲージメント~
「青少年活動指導者のための子どもとの関わり方講座」
対象: 青少年活動指導者、社会教育関係者など
内容: この講座では、今の子どもたちを取り巻く環境や必要とされる力を学びながら、指導者に必要な基本的な知識や、コミュニケーションスキルを習得します。
カリキュラム例
1.「今、なぜ「体験」が必要なのか ~青少年 活動に期待すること〜」
1)今、子どもたちに必要な力
2)失敗体験と体験学習サイクル
3)自己有用感と心理的居場所感
2.「指導者に必要なコミュニケーションスキル」
1)会話から対話へ
2)オープンクエスチョンとクローズドクエスチョン
3)チームビルディングとファシリテーション
「ボランティア養成研修 〜自然体験と子どもへのサポートを学ぼう〜」
対象:ボランティア活動や青少年活動、野外教育に関わる方
内容:野外教育をはじめとした社会教育のボランティアに求められる知識・技能を習得し、人材を育成 します。
カリキュラム例
1)青少年活動の必要性とは
2)ボランティアに求められることとは
3)ボランティア活動の役割
4)活動の前に準備しておくこと
「野外の安全〜自然体験とリスクマネジメント〜」
対象:野外教育や青少年活動に関わる方
内容:野外教育に関わる指導者や関係者が身につけておくべき、安全対策についての知識や準備、実際に事故が起こってしまった時の対応を身につけます。
カリキュラム例
1)なぜ野外で心肺蘇生法が重要なのか〜理論と実践〜
2)野外にひそむ危険と準備〜リスクマネジメントと対処〜
3)熱中症対策と準備
4)事故時の対処と応急手当て